2022年は値上げラッシュ!誰にでも当てはまる値上げから、該当する方だけなどいろいろ変わります!知っている方は復習で、知らなかった方はこの記事を機会に大切はお金を守っていきましょう!
住宅ローン控除額の縮小
住宅取得の際、金融機関でローンを組まれた方の年末ローン残高の1%を10年間にわたり所得から控除する内容のもの。こちらこう変わります↓
変更前 | 2022年4月~ | |
控除率 | 1.0% | 0.7% |
減税期間 | 10年間 | 13年間 |
適用される所得制限 | 3000万円 | 2000万円 |
控除対象上限額 | 4000万円 | 3000万円 |
年間最大減税額 | 40万円 | 21万円 |

住宅ローン控除は額が比較的大きく、期間も長期になるものが多いから、これから住宅取得をお考えの方は特に注意だね!
高所得者の児童手当廃止
大切なお子さまに十分な教育を受けさせたいですよね。それが親心です。そんな親心の助けにもなっている児童手当、該当する方は廃止となります。夫婦のうち高い方の年収が1200万円以上は廃止
年収 | 現行(1人あたり) | 2022年10月~ |
~960万円 | 1万円~1.5万円 | 変更なし |
960万円~1200万円 | 5,000円 | 変更なし |
1200万円~ | 5,000円 | 廃止 |
雇用保険料の引き上げ
- 所定労働時間が週20時間以上
- 31日以上雇用される見込みがある
コチラの条件を満たしている方は2022年10月より雇用保険の「失業給付」が労使折半で現行0.2%が0.6%へ引き上げ予定。手取りが少し減るかもしれません。
ゆうちょ銀行の手数料見直し
大手メガバンクなどが有料化となる中さまざまな手数料がかからなかったゆうちょ銀行もついに。。。
2022年1月17日より、硬貨を預け入れするときは注意が必要です!ATMで硬貨を預入する際は手数料が発生してしまいます! 1枚から手数料がかかってきますから場合によれば預け入れる額より手数料の方が高くなってしまいます。対策としては窓口で預け入れることです!50枚までは無料となっていますから窓口を利用しましょう。※但し待ち時間が長くなってしまうかもしれません。
ゆうちょ銀行ホームページ → https://www.jp-bank.japanpost.jp/news/2021/news_id001686.html
年金制度改正
- 2022年4月以降➡本人の意思で決定できる年金受給開始年齢が75歳まで拡大。60~64歳の方で年金を受給して働いている場合➡賃金+厚生年金=月28万円を超えると年金支給減額となっていたものが月47万円へと緩和。
- 2022年10月➡中小企業(従業員101人以上)の短時間労働者も厚生年金への加入を義務化
厚生労働省 ホームページ → https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000147284_00006.html



この変更をどう考えるかな…?
少子高齢化が進む日本で高齢者の面倒を見きれなくなりつつあるってこと。だから、働けるなら働いてねっていうメッセージだと思うよ。
少子化対策
- <2022年4月~>◆企業側に育休を取りやすくする雇用環境の整備、周知を義務化。◆雇用期間の1年未満の非正規社員も育休をとりやすくなる。
- <2022年10月~>◆産後パパ育休始まる!分割して2回取得可能に。
厚生労働省 ホームページ → https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000130583.html
今回は主に負担となるものをご紹介しましたが、改善となる取り組みも今回、ご紹介したもの以外にもありますのそちらは別の記事とします。小麦の値段やガソリン価格が上がってきています。給料が順調に右肩上がりとはなかなか、いかないからこそ、出費を抑える知識、工夫が必要になります。知らなけば、余計な分まで支払うことになりかねませんし、貰えるものがもらえなくなる可能性がありますから、しっかり情報収集をしていきましょう!