2015年10月から兵庫県を皮切りに自転車保険の加入義務化が広まっているのはご存じでしょうか?
日頃、自転車を利用している方へぜひ知っておいてほしい情報!
目次
自転車保険の加入義務化が進んだワケ
自転車の重大事故によって高額な賠償金を請求されるケースが後を絶たないため。
過去には11歳の子供が女性と衝突し女性は頭蓋骨骨折により意識が戻らない状態になり、保護者に対して9,521万円の賠償金支払いが命じられた事故もあります。


義務化の地域
全国一律に加入義務が課せられている訳ではなく努力義務としている自治体もあります。
以下にまとめます。
加入義務 | 宮城県 山形県 埼玉県 千葉市 東京都 神奈川県 山梨県 長野県 静岡県 愛知県 三重県 金沢市 滋賀県 京都府 奈良県 大阪府 兵庫県 岡山市 愛媛県 福岡県 大分県 宮崎県 熊本県 鹿児島県 |
努力義務 | 北海道 青森県 茨城県 千葉県 富山県 和歌山県 鳥取県 徳島県 香川県 高知県 |
赤字で示した千葉市は千葉県としては努力義務だけど、市独自として加入義務としているということですね。岡山市も県としては義務を課していないけど、市独自で義務化していることです。
また、記載のない県については2021年12月現在、採用されていませんが今後義務化の流れが広まっていくと思われます。

ここで注意だよ!
加入義務となっている自治体に住んでいなくても、義務化地域を自転車で走行する場合は、自転車保険の加入が義務づけられる場合があるので注意が必要です!
保険の加入について
各自治体の条例では、主に加害事故を起こした際に被害者へ補償できる保険に加入するよう定められています。自動車保険の特約で付帯することができるかもしれませんので、自動車保険にご加入の方は一度、ご確認くださいね。

